STRENGTH 私たちの強み

GREETING
ご挨拶

私たちは、新しい技術探求心と高品質のモノづくりで
お客様の次世代製品開発に貢献します。


因幡鍍金工業株式会社は、1966年に製造業メーカーとして、大阪市城東区にて創業いたしました。
まもなく設立57年を迎える当社ですが、その仕事は、常に、人と人をつなぎ、
新たなものづくりとしての鍍金、表面処理業で価値を生み出すことでした。
1966年の創業以来、常に電気亜鉛鍍金での品質向上の問題意識を持ち、時代とともに変還する社会的課題を捉え、
事業を通じて社会に貢献すべく歩んできました。
私たちが目指す品質向上とは、ハイレベルな耐食性高い鍍金生産技術と効率化システムで、
皆様にお役にたてるように願い、取り組んでおります。

また弊社は、モノづくりを支えるための技術を昭和から、平成、令和と半世紀以上の経験と対応力を備えることが出来ましたので、
新たなチャレンジとして新技術の開発、機械設備の合理化、省力化、生産体制の充実、公害防止対策に取り組み、
将来存在価値のある企業として生き残っていく為に、どの様な方向付けをすべきか暗中模索している状況です。

2019年の新型コロナウイルスの蔓延に始まり、2022年には世界が驚愕したロシアによるウクライナ侵攻で、
資源価格、原材料の世界規模の高騰となり未だ終息を見通すことの出来ない状況であります。
もはや、コロナ前に戻るのを待つのではなく、コロナ禍に立ち向かう事業者として、
ウイズコロナで企業として持続的な効果をあげることができるような取組みで立ち向かって行くしかありません。

私たちは今、新たに生産ラインも新設し、無限の可能性を秘めた表面処理技術の領域を広げ、
社会貢献を目指して新たな大きな一歩を踏み出して行きたいと思います。
これからも社員一丸となって、この創業の精神を忘れることなく努力を積み重ねて参りますので、
今後とも、一層のご支援ご愛顧の程、宜しくお願い致します。

代表取締役 森 かおり

亜鉛めっき

亜鉛めっきとは、主に鉄の表面に施し、鉄よりもイオン化傾向の大きな亜鉛が
優先的に腐食することで、鉄の腐食を抑制するため広く利用されております。

電気めっき

電気めっきは、めっき浴中にめっきしたい製品を陰極(ー)にしてめっきする金属を陽極(+)にし、電気のエネルギーにより浴液中の金属イオンを金属として還元する方法です。

亜鉛めっき

鉄鋼材料はサビやすいことが最大の欠点であり防食用のめっきとして、亜鉛めっきが一般的に用いられています。亜鉛めっきは鉄に対して自己犠牲作用が働き亜鉛自らが溶解し、鉄の腐食(赤錆)を仰制することが出来ます。

化成処理

亜鉛めっき表面は比較的大気中で早く白サビが発生します。この為、亜鉛めっき後にクロメート処理(化成処理)が行われています。亜鉛めっきはクロメート処理との相乗効果により白サビの発生と亜鉛の溶解を仰制し、長時間にわたり素地である鉄の腐食を防ぐ働きをします。
弊社では六価クロムを含まない三価クロメート処理で三価クロメート、三価ユニクロ、三価黒色クロメートとROHS指令など、様々な環境規制に対応しています。

  • 三価クロメート
    三価クロメート
  • 三価ユニクロ
    三価ユニクロ
  • 三価黒色クロメート
    三価黒色クロメート

品質方針・ISO

品質方針について

国際標準のマネジメントシステムの運用により、品質・環境をはじめとする経営の重点課題を解決し、経営のパフォーマンスを継続的に改善していきます。
また、お客様をはじめとする地域社会から地球環境に至る全てのステークホルダー(利害関係者)の満足度を高めていきます。

ISO9001・エコアクション21

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登録証番号:JQA-QMA12247
登録日:2005年7月1日
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登録証番号 0012653

生産・技術紹介

めっき工程

めっきを行う製品は多種多様で、適切な前処理を行い素地表面の汚れを除去、地肌を露出させたうえでめっきを施します。熟練された技術とノウハウでお客様から預かった製品は100%良品を目標に納品させて頂きます。

後処理

めっき工程後、ベーキング処理による水素脆性除去、六価クロムを含有しない三価クロム化成処理、(三価クロメート・三価ユニクロ・三価黒色クロメート)RoHs指令等の環境規制にも対応しております。

脱水乾燥

めっき処理の後は必ず乾燥があります。当社では製品にマッチした乾燥方法を選択しています。製品形状、特性に合わせた乾燥方法の選択が可能です。工程に合わせモノづくりをするのではなく、モノに合わせ工程を作っていく。乾燥機にもそんなこだわりを持って生産をしております。

外観検査

安定した品質の製品をお客様にお届けするために、出荷する前「外観検査」を行っています。めっき工法と同様で工程検査にも長年の実績で培ってきたノウハウや管理ポイントがあると自負しています。“品質”を確認するためにはもっとも重要な工程作業になります。