因幡めっきの強みSTRENGTH

私たちは、高品質のものづくりで
お客様の次世代製品開発に貢献します。

因幡鍍金工業株式会社は、1966年に製造業メーカーとして、大阪市城東区にて創業いたしました。
まもなく創業60年を迎える当社ですが、その仕事は、常に、人と人をつなぎ、
新たなものづくりとしての鍍金、表面処理業で価値を生み出すことでした。

ハイニッケル亜鉛合金めっき

因幡めっきの強み 01

ハイニッケル亜鉛合金めっき生産ラインを新たに導入いたしました。生産ラインの強みとして、マイクロネジや小型ナットなどの小型金属部品に最適な穴径バレルを所有しており、安定したQCDを実現いたします。

ハイニッケル合金(青色)
ハイニッケル合金(青色)
ハイニッケル合金(青色)
ハイニッケル合金(青色)
ハイニッケル合金(黒色)
ハイニッケル合金(黒色)

ハイニッケル亜鉛合金めっき皮膜の特徴

  • 特徴① 一般耐食性の向上
    耐食性にとても優れており、塩水噴霧試(JISZ2371)で赤錆発生時間が1000時間を越えて通常の亜鉛めっきの3倍以上が可能となります。
  • 特徴② 耐熱耐食性の向上
    高温酸化を受けにくいことで、200℃の加熱においても、耐食性に影響を及ぼしません。
  • 特徴③ 耐摩耗性の向上
    ビッカース硬度が向上するため、キズつきにくい特性があります。

主な仕様

  • めっき記号
    EP-Fe/ZnNi5、MF-ZnNi5(電気亜鉛・ニッケル合金めっき5μm)
  • 三価クロム化成皮膜(色)
    青色/黒色
  • Ni共析率
    12~18wt%
  • 処理可能素材
    鉄素材全般

亜鉛めっき

因幡めっきの強み 02

亜鉛めっきは、金属表面を保護する効果的な手法の一つです。鉄や鋼などの金属表面に亜鉛をめっきすることで、亜鉛が鉄よりも優先的に腐食し、基材を守ります。この技術は海洋環境や産業施設など、厳しい環境下での耐久性が必要な場面で幅広く利用されています。亜鉛めっきは、その優れた腐食防止効果だけでなく、加工性や美観にも優れており、自動車や建築物、家電製品など、さまざまな製品の製造にも活用されています。

三価クロメート
三価クロメート
三価黒色クロメート
三価黒色クロメート
三価ユニクロ
三価ユニクロ
  • 電気めっき
    電気めっきは、めっき浴中にめっきしたい製品を陰極(ー)にしてめっきする金属を陽極(+)にし、電気のエネルギーにより浴液中の金属イオンを金属として還元する方法です。
  • 亜鉛めっき
    鉄鋼材料はサビやすいことが最大の欠点であり防食用のめっきとして、亜鉛めっきが一般的に用いられています。亜鉛めっきは鉄に対して自己犠牲作用が働き亜鉛自らが溶解し、鉄の腐食(赤錆)を仰制することが出来ます。
  • 化成処理
    亜鉛めっき表面は比較的大気中で早く白サビが発生します。この為、亜鉛めっき後にクロメート処理(化成処理)が行われています。亜鉛めっきはクロメート処理との相乗効果により白サビの発生と亜鉛の溶解を仰制し、長時間にわたり素地である鉄の腐食を防ぐ働きをします。弊社では六価クロムを含まない三価クロメート処理で三価クロメート、三価ユニクロ、三価黒色クロメートとROHS指令など、様々な環境規制に対応しています。

マイクロネジ

因幡めっきの強み 03

対応サイズ:M1.0~
微細ねじ
精密ねじ
半導体製造装置用ねじ
電子機器ねじ
眼鏡携帯電話部品

マイクロネジのイメージ