ハイニッケル亜鉛合金めっき
因幡めっきの強み 01
ハイニッケル亜鉛合金めっき生産ラインを新たに導入いたしました。生産ラインの強みとして、マイクロネジや小型ナットなどの小型金属部品に最適な穴径バレルを所有しており、安定したQCDを実現いたします。
ハイニッケル亜鉛合金めっき皮膜の特徴
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- 特徴① 一般耐食性の向上
- 耐食性にとても優れており、塩水噴霧試(JISZ2371)で赤錆発生時間が1000時間を越えて通常の亜鉛めっきの3倍以上が可能となります。
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- 特徴② 耐熱耐食性の向上
- 高温酸化を受けにくいことで、200℃の加熱においても、耐食性に影響を及ぼしません。
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- 特徴③ 耐摩耗性の向上
- ビッカース硬度が向上するため、キズつきにくい特性があります。
主な仕様
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- めっき記号
- EP-Fe/ZnNi5、MF-ZnNi5(電気亜鉛・ニッケル合金めっき5μm)
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- 三価クロム化成皮膜(色)
- 青色/黒色
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- Ni共析率
- 12~18wt%
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- 処理可能素材
- 鉄素材全般